最近駅や街中の会社員の方を見ているとノーネクタイの人が増えて来ました。
今月からクールビズが始まった企業も多いようですね。
私が勤めている会社も今週からクールビズが始まり、朝の支度が楽になりました。
さてそんなクールビズですが、見ていると毎年必ず残念な格好をしている人がいます。
「クールビズってネクタイをしなきゃいいんだろ?」と勘違いしている人です。
そういう人を見る度にかつて学生の頃、ダサいスーツ姿のおじさんを見て
「自分も将来ああなっちゃうのかな」
と憂鬱になっていたのを思い出してしまいます。
大人ってかっこいいなと思ってもらうのは難しいかもしれませんが、せめて子どもから幻滅されないようにふつうの服装をしてほしいなと思っています。
ではクールビズスタイルでは何を気をつければいいのか。今日は3つのポイントをおさえてください。
一つ目は「胸元から下着が見えないようにすること」
第一ボタンを開けたシャツの胸元から丸首のアンダーシャツが覗いている人って結構います。
ネクタイをしている時はそれでも良かったのですが、ノーネクタイになるならそれはNGです。
本当にこれだけはやめましょう。ダサい以外の何物でもないですから。
面と向かって指摘されることはなくても会社の同僚や女性社員、取引先の方からマイナス評価を受けるのは必至です。
下着は着ないか、Vネックの下着を用意しましょう。
二つ目は「シャツの襟がきれいに開くこと」
ワイシャツは一見どれも同じに見えますが、実はノーネクタイでもOKのものとそうでないものがあります。
違いはノーネクタイで第一ボタンを開けた時の襟の開き具合。
ノーネクタイOKのシャツはV字にきれいに開きますが、NGのものはきれいに開きません。
最近はクールビズを意識してノーネクタイOKのシャツも増えていますが、心配な方は店員さんに訊いてみましょう。
いちいち確認するのが面倒だというあなたはボタンダウンのシャツを選べばほぼ間違いありません。
ボタンダウンとは先端をボタンで留められるようになっている襟のことです。
襟がきれいに開いていないとただネクタイを外しただけの人になってしまうので、持ち合わせがないのであればすぐに買いに行きましょう。
三つ目は「ベルトと靴の色を合わせること」
ベルトと靴の色を合わせるというのはスーツスタイルでは基本ですが、ノーネクタイになるクールビズではその重要度が増します。
色が合っていないとネクタイがない分余計に目立ってしまうので気を遣いましょう。
ひとまず両方黒で揃えておけばまず間違いはありません。
まだまだ歴史の浅いクールビズは現在日本に浸透しつつある過渡期の真っ只中と言えます。
正直面倒くさいなと思っている人もいるかと思いますが、私としてはこれを機に男性のファッションへの興味が高まっていくのではないかと期待しています。
一緒にクールビズファッションを楽しんでいきましょう。