ファッションで困ることの一つに
「色物が上手く合わせられない」
というのがあります。
せっかくキレイな色の洋服を買ったのに、どう合わせていいかわからずにタンスの肥やしになってしまう。 それでは洋服がかわいそうです。
買ったからには着てあげましょう。
どんな色の服でも上手く着こなすコツ、それは
「色を全体で3色以内に抑える」
ということです。 全体とは靴や鞄なども含みます。
なぜ3色なのか。それは4色以上になると色の合わせが急に難しくなり、ちぐはぐな印象になる可能性が高くなってしまうからです。
さらに3色のうち1色を白や黒やグレーにするとより合わせやすくなります。
白、黒、グレーは無彩色と呼ばれる色で、どんな色を隣に持ってきても合わせることができるオールマイティなヤツなのです。
簡単な例を挙げましょう。
白のTシャツに紺のデニム、白のスニーカーという格好をしているとします。この場合どんな色のシャツを上に羽織っても合わせることが出来ます。
イメージしてみてください。どんな色でも合いませんか?
これが白のTシャツに紺のデニム、赤のスニーカーとなるとどんな色のシャツでもというわけにはいかなくなります。
この場合合わせるシャツの 色は紺(もしくは紺に近い青)か赤になるでしょう。
もし3色に抑えたのにどうもしっくりこないという場合は色のトーンが合っていないのかもしれません。
トーンとは色の”雰囲気””感じ”のこと。
同じ赤でも鮮やかな感じのものからくすんだ感じのもの、淡い感じのものなどがありますがそれがトーンです。
このトーンを合わせることによって全体に統一感が出て色物が浮いてしまうことがなくなります。
スーツスタイルの場合3色に抑えるというのは難しいですが、トーンを合わせるというのは使えるのでぜひ試してみてください。