今ではすっかり浸透したクールビズという言葉。
夏になると多くの男性がクールビズスタイルになっていますが、見ていると必ず間違った格好の人やダサい格好をしている人がいます。
あなたには残念な格好の人になってほしくないので、ぜひこの機会にクールビズの着こなしを覚えていきましょう。
目次
そもそもクールビズとは?
クール・ビズ(COOL BIZ)とは、日本で夏期に環境省が中心となって行われる環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーン、ないしはその方向にそった軽装のことを示す造語である。ビジネス・カジュアルとも関連が深い。クールビズとも表記。
クール・ビズ『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
更新日時: 2016年9月13日 (火) 06:07 URL: http://ja.wikipedia.org
2005年から始まったクールビズは、当時環境大臣だった小池百合子さんがPRをしていました。
元々は政府が考えて始まったキャンペーンですが、それに民間企業が賛同して今では日本中に広がりました。
かつて似たような趣旨で「省エネルック」というキャンペーンを政府が打ち出して失敗してしまいましたが、クールビズについては大成功を収めたといっても過言ではないでしょう。
冷房の設定温度を28度に推奨することで省エネを図り、アパレル業界としては新たな需要を喚起して売り上げに繋げる。
働く人もノーネクタイなどの軽装化により暑い夏でも働きやすくなる、とそれぞれのメリットが合致したキャンペーンなのでこの先も末永く続くことでしょう。
クールビズはキャンペーンなので毎年会期が決められています。
2016年,2017年は5月1日から9月30日となりますが、社会情勢によってその年ごとに会期は変わっています。
気になる方は環境省のWebサイトなどで確認してみましょう。
また、環境省の定める会期とは別にクールビズの会期を決めている企業も少なくありません。あなたの会社がいつからいつまでクールビズの期間なのかは事前に調べておきましょう。
○○○○を外せばクールビズ。ではない
開始から10年以上経ってすっかり浸透したクールビズですが、そのスタイルとして象徴的なのが「ノーネクタイ」と言えるでしょう。
政府としては「ノージャケット」も推し進めたいようですが、実際のビジネスの現場ではジャケットが外せないところも多いので普及させるのは難しそうですね。
クールビズの期間になると皆ネクタイをしなくなるわけですが、ここに大きな落とし穴があるのです。
それはただ単にネクタイを外せばいいというわけではないということです。
ファッションセンスが明らかになる恐ろしい期間
「斎藤さん何を言っているんですか?クールビズはノーネクタイだから、いつものスーツの格好からネクタイを外すんですよ?どこがおかしいんですか?」
あなたはそう思ったかもしれません。
確かにクールビズはノーネクタイなのですが、それと普段のスーツスタイルからネクタイを外す格好というのとは似ているようで全く違うものなのです。
いつものスーツスタイルからネクタイを外しただけだと、ちゃんとした格好から大切なパーツが抜け落ちた不完全な格好になってしまいます。
そうではなくて、クールビズはネクタイがなくてもちゃんとしたオシャレな格好になっている必要があるのです。
ここに気付かないために多くの男性がクールビズで残念なことになってしまっているのです。
クールビズってネクタイしなくていいから楽チンだと思いますが、実際のところはネクタイがない分ファッションとしては難易度が上がって大変なのです。
スーツスタイルのクールビズ
先ほども言いましたが、スーツにおけるクールビズは「ただ単にネクタイを外せばいいというわけではない」というところがポイントとなります。
元々スーツスタイルというのはスーツ、シャツ、ネクタイが揃って初めて成立する、つまりちゃんとした格好になるものなのです。
そこからネクタイだけ引いてしまうと残るのは不完全なスタイルです。これを上手く修正していく必要があります。
何はともあれシャツ
スーツスタイルでのクールビズにおいて、最も大切なのがシャツです。
ただネクタイを外しただけと思われない、オシャレなシャツを選ぶ必要があります。
ポイントはシャツのデザイン、特に襟のデザインです。
クールビズのシャツとして必要なのは
「第一ボタンを開けた時に襟がきれいにV字に開くこと」
シャツは一見どれも同じに見えますが、ノーネクタイがOKのものとNGのものがあるのです。
きれいに開かないのであれば、どんなに高級なシャツでもノーネクタイで着ることはできません。
クールビズ向けのシャツを着るようにしましょう。
最近はノーネクタイOKのシャツが増えていますし店員さんに聞けば教えてもらえます。
いちいち確認するのが面倒だと思うのであればボタンダウンかカッタウェイカラーのシャツを選びましょう。
ボタンダウンとは先端がボタンで留められるようになっている襟型のことです。
カッタウェイカラーとは襟の開きが180度以上の襟型のことで、開きが180度のものはホリゾンタルカラーとも呼ばれています。
どちらも第一ボタンを外した時にきれいに襟が開くように作られているのでノーネクタイで着ても間違いありません。
結局多くの男性が「クールビズ=ネクタイを外しただけの残念な格好」となってしまっているのはこのシャツの襟が一番の原因なのです。
「シャツの良さ=あなたの格好良さ」
となるので、クールビズ向けのシャツを持っていないのであればすぐにでも買い物に行きましょう。
稀にシャツの第二ボタンまで開けている人を見かけますが、カジュアルならともかくビジネスの場ではみっともないだけなのでやめておきましょう。
第一ボタンを外して襟元をすっきり見せるのが大切なポイントです。
下着に要注意
せっかく襟がきれいに開くシャツを着ているのに残念なことになっている人が数多くいます。
それは第一ボタンを外した襟元から下着(アンダーシャツ)が見えている人です。
これはダサい以外の何物でもありません。あなたは大丈夫ですか?
下着なので他人に見せてはいけません。(あなたが穿いているトランクスやボクサーブリーフを街中で人に見せないですよね?)
普段クルーネック(丸首)の下着を着ている人もクールビズの間はVネックの下着を着ましょう。
さらに言えばシャツから下着が透けて見えるのも出来る限り避けたいところです。
これから買うのであれば、下着メーカーのグンゼのブランド「SEEK(シーク)」が出しているカットオフ(裾が切りっぱなし)でシームレス((縫い目なし)の下着がシャツから透けにくくておすすめです。
似たものがユニクロの下着のエアリズムでも販売しているのでチェックしてみてください。
ちなみに下着の色は白より肌の色に近いベージュの方が透けにくくなっています。
できればベージュを着てほしいのですが、会社帰りに女性とデートしてそのままお泊りにとなった時にシャツを脱いだらベージュの下着だというのもアレなので、白とベージュを両方持って使い分けた方がいいかもしれません。
シャツのデザインに気をつけよう
職場によってはノージャケットのところもあると思いますが、ノージャケットになると着こなしとして更に難易度は上がります。
なぜならシャツ一枚で勝負しないといけないので、誤魔化しが効かなくなるからです。
シャツのポイントとしては出来るだけ白無地は避けましょう。
パンツが派手なストライプ柄でもない限り、学生の制服姿のような物足りない印象になってしまいます。
青など色のあるシャツか、ストライプなどパッと見でデザインの入っていると分かるシャツを選びましょう。
襟と袖口(カフスと呼びます)が白くなっているクレリックシャツもおすすめです。
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また、白無地を着るのであれば織柄(生地の織りによって入っているストライプなどの柄)が入っていたり、ボタンやボタンホール(ボタンを留める穴)に色が付いているなど何かしらデザインの入っているシャツを選びましょう。
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「男は真っ白なシャツ1枚がかっこいいんだよ!」
というのはモデルさんや俳優さんなどいわゆる「イケメンに限る」話なので、やめておきましょう。
シャツのサイズにも気を配ろう
加えてシャツのサイズにも注意してください。
ドレスシャツ(いわゆるワイシャツ)は首周りのサイズと裄丈(ゆきたけ、首の付け根から手首までの長さのこと)からサイズを選ぶのですが、ノージャケットで着るのであればさらに2つ気を付けてください。
それはアームホールと胴回りです。
アームホールとは袖の生地が筒状になっている部分のことです。
シャツに限らず上に着るジャケットやコートでも同様に「アームホールが太い」「アームホールが細い」といった表現を使います。
このアームホールが細くて、胴回りも余裕の少ないシャツを選ぶようにしましょう。
アームホールと胴回りがゆったりとしていると野暮ったい印象になってしまうので、出来るだけあなたの身体にフィットしたタイトなシャツを選んでください。
ショップによっては「スリムフィット」「レギュラーフィット」といった表記があるので、そういったのも参考にしてください。
半袖シャツは控えるかマッチョになろう
春くらいからショップでは半袖のビジネス用シャツを販売しているので、あなたも何枚か持っているかもしれません。
半袖だと確かに涼しくて楽なのですが、しかし私は半袖シャツをおすすめしません。なぜなら好印象を得るのが難しいからです。
とりわけ袖から見える腕があなたの印象を大きく左右してしまいます。
色白で細い腕だと頼りない男性に見られますし、体毛が濃くて毛むくじゃらだったらそれだけでむさ苦しく見られてしまいます。
だったら長袖シャツの方が隠せていいわけです。
(しかも長袖シャツを腕まくりした方がかっこよく、オシャレに見えるという不思議な効果のおまけ付きです。)
それでもあなたが半袖シャツを着たいというのであれば、事前に体毛を処理して鍛えて細マッチョかマッチョになって筋肉質の腕をアピールしましょう。
また上でも書きましたが、シャツのアームホールの太さに注意してください。
何故かというと、半袖シャツ1枚になった時にアームホールが太いシャツだと袖の先がたっぷりと余ってしまって学生の制服姿のように見えてしまうからです。
そのためアームホールが細いシャツを選んで袖の先が余らないスマートなシャツスタイルを作りましょう。
鍛えて細マッチョかマッチョに、と先ほどお話したのはこのためでもあります。
結局サイズ感が問われる
クールビズは普段以上に着る洋服のサイズ感を問われます。
ネクタイという注意を引くポイントがなくなったため、他の部分まで色々と見られてしまうからです。
大きすぎても小さすぎても、太すぎても細すぎてもダメです。
スーツのジャケット、スラックス、シャツとそれぞれジャストサイズになっているか確認していきましょう。
これからスーツやシャツを買おうと考えているならなおさらサイズには注意を払って、出来るだけ試着をした上で選んでください。
ジャケパンスタイルのクールビズ
ジャケパンとは「ジャケット&パンツ」の略です。
スーツは上下セットになっているのに対してジャケパンはそれぞれ異なるものを組み合わせます。
私としてはスーツスタイルよりジャケパンの方がクールビズには向いていると思います。
ノーネクタイのスーツ姿というのはどうしても物足りない印象になってしまいがちだからです。
それに引き換えジャケパンはカジュアルでも使う格好なので、ネクタイがなくても不自然に感じないからです。
いっそのことクールビズ期間中はジャケパン、それ以外はスーツと分けてしまった方が楽ですね。
ジャケットのボタンの留め方に注意
スーツもジャケパンもジャケットを着る時にはボタンの留め方にも注意しましょう。
時々ジャケットのボタンを全て留めている人を見かけますが、それは間違いです。
ジャケットのボタンの一番下は常に外しておきましょう。
一番下のボタンを外す理由は「ジャケットにシワが寄ってしまう」とか「座った時に窮屈だ」など諸説あるようですが、ひとまずそれがルールだと憶えてしまいましょう。
(ちなみにボタンが一つしかないジャケットはそのまま留めてください。)
ジャケットのボタンが二つなら上を留めて下は外す。
ボタンが三つある時は上の二つを留めるのですが、段返りと言って一番上のボタンが反り返っているものであれば二番目のボタンだけを留めるので、そこだけ気をつけましょう。
紺×グレーの鉄板コーディネート
ジャケパンスタイルで困るのが色の合わせ方ですが、最初はシンプルにいきましょう。
紺のジャケットにグレーのパンツの組み合わせが王道のコーディネートです。
ジャケットの紺色が濃紺なのかブルー寄りの紺なのかによって、またパンツのグレーの色合いをライトグレーにするのかミディアムグレーにするかで印象が変わってきます。
色の異なる紺のジャケットとグレーのパンツをそれぞれ2つずつ、あとはシャツのバリエーションを増やせば着回しはできることでしょう。
靴、ベルト、カバンは黒で揃えて、余裕が出てきたら同じ茶色で3つ揃えるとこれだけでもコーディネートのバリエーションが増えていきます。
ニットタイのすゝめ
クールビズ期間中でもネクタイの着用を求められる場面は少なくないと思います。
そんな時、許される環境であればニットタイがおすすめです。
普通のネクタイは生地が織ってありますが、ニットタイはその名の通り編んだ生地になっています。セーターもニットの一種ですがそれと同じです。
ニットならではのざっくりした生地が涼しさを感じさせるので、ネクタイを締めていても暑苦しい印象が和らぎます。
また生地がカジュアルな雰囲気なので、同じくカジュアルなジャケパンスタイルとの相性も良いのです。
あなたの職場がお堅い雰囲気でなければ取り入れてみてください。
小物にも気を配る
クールビズではネクタイがないので、パッと見の印象が物足りない感じになりがちです。
それを払拭するためにも小物に気を遣ってみましょう。
ポケットチーフ
まずはポケットチーフ。これは必須のアイテムです。
ポケットチーフとはジャケットの胸ポケットに入れる布切れのことで、オシャレな人ほど使用率が高いアイテムです。
逆に言えばポケットチーフを取り入れるだけでオシャレな人という印象を与えることができる便利なアイテムでもあります。
素材はシルクが一般的ですが、夏だったら麻の素材のものもおすすめです。見た目から涼しさが伝わってきます。
色は実に様々で柄物も多く販売されていますが、一番最初はシルクの白無地をおすすめします。ビジネスから結婚式まで使える万能の一枚です。
慣れてきたら派手な色や柄の物にもチャレンジしてみてください。
シンプルな格好に加えるだけで一気に印象が変わりますので。
またポケットチーフの挿し方は色々あります。
検索すると出てくるので見て真似してみてください。まずはTVフォールドとパフドスタイルを覚えておけば十分です。
小物2点は色を合わせる
靴とベルトの色は同じ色に合わせましょう。
スーツスタイルではバッグを加えて3点の色を揃えるのが基本ですが、クールビズになるとさらに目立つようになるのでバラバラの色で組み合わせないように注意しましょう。
ジャケパンスタイルであれば異なる色でも良いのですが、色の合わせに自信がないのであれば合わせておくのが無難です。
腕時計は必須
スマホの普及により腕時計を身に着ける人が少なくなっているという話を聞きますが、ビジネスの場では腕時計は必須です。必ず一つは持っておきましょう。
時間を確認するためではなく、アクセサリーとして必要なのです。
時計はこだわり出すとン千万円という超高級品まで出てくる世界ですが、とりあえずであればSEIKO(セイコー)やCITIZEN(シチズン)などの国内メーカーで安くて良いものが買えます。
素材はステンレスなどの金属製のもので、ソーラー発電のものを選ぶと電池交換の手間が省けるのでおすすめです。
実際に使うことを考えると電波で自動的に誤差の修正をしてくれたり、日付の表示機能がついているものだとより便利になります。
スーパークールビズはカジュアルを参考に
最近ではスーパークールビズと称してTシャツやサンダルでの出勤を認めている職場が出ています。
ここまで来るとカジュアルの格好になるので、一般的なカジュアルの注意点を押さえてコーディネートを作りましょう。
ジャストサイズの服を着て、色使いは3色以下にまとめましょう。
ジャケット着ないなら上半身を鍛えよう
クールビズにしろスーパークールビズにしろジャケットを着ないのであればぜひ上半身を鍛えましょう。
ジャケットを着ていれば隠せた体型が、シャツ1枚になってしまうと目立ってしまうからです。
胸板を厚く、肩幅を広く、腕を太く、お腹は引っ込めるようにするとシャツ1枚の格好でもかっこよくなります。
すぐに出来るものではないので、長期的な視点でトレーニングをしていきましょう。
いきなりジム通いは難しいかもしれませんが、自宅で腕立て伏せや腹筋をするだけでも変わってきます。
自分の身体に自信がないのであれば今日から始めましょう。
ヘアスタイルにも気を配る
意外と見落としがちなのが髪型。
せっかく服装が涼しそうでも髪型が暑苦しく感じたら台無しです。
あなたが今長髪だったりパーマをかけている、天然パーマだったりするのであれば気を付けましょう。
髪型で涼しさを出す簡単な方法は、少しでいいので刈り上げの部分を作ること。
サイドを刈り上げるツーブロックと呼ばれるヘアスタイルが以前流行って今は定番となっていますが、オシャレな感じも出て涼しさも出せるのでおすすめです。
ついでに髭と眉毛にも気を配りましょう。
どちらもモジャモジャしていたら暑苦しいので、ひげそりや電動トリマーなどで日々ムダ毛を落として整えましょう。
いずれの部分も清潔感=涼しさとなりますが、普段鏡を見ないと見えないところなので疎かになりがちです。
ネクタイの手間がなくなった分、こういった部分も気を配っていきましょう。
○○がないから姿勢にも気を付けよう
ノーネクタイだとついつい気も緩んでしまうもの。ノージャケットであればなおさらです。
そんな時だからこそ普段の姿勢にも気を付けてみてください。
とりわけ日本人は猫背の人が多いので、背筋を伸ばしているだけで印象が良くなります。
会社のデスクに座っている時、歩いている時こまめに「今背筋が伸びているかな」と意識してみてください。
最初はなかなかできませんが、次第に慣れてくると無意識の内にできるようになっていきます。
背が低い人は(私もですが)背筋を伸ばすことで自分をより大きく見せることができますし、背の高い人は自分の存在感をさらにアピールすることができます。
何よりジャストサイズの服を着て背筋が伸びている人はそれだけでかっこよく見えるものです。
ついでに、背筋を伸ばしていると気持ちも前向きになりやすくなるというおまけもあるので、取り組んで損はありません。
あなたの顔テカテカしてませんか?
暑苦しさという点では、肌にも気を配りましょう。
とりわけあなたの顔は注意をしてもしすぎることはありません。
日本の男性はスキンケアに関して関心が薄いのですが、男性だからってスキンケアをしなくていいわけがありません。
特に日本の男性の肌は油分が多いのに乾燥しているという状態が多く、放っておくとテカテカしたり乾燥して粉を吹いたりしやすいのです。
もしあなたが日中鏡を見て顔がテカってるな、粉を吹いてるなと思ったらこの機会にスキンケアにも取り組んでみましょう。
スキンケアの基本は洗顔と保水と保湿です。
洗顔とは洗顔料で顔を洗って、顔についた汚れを落とすことで、
保水とは水分を与えること、つまり化粧水をつけることで、
保湿とは油分を与えること、つまり乳液やクリームをつけることです。
「なんでテカテカするのにさらに油分を与えるんですか?さらにテカテカになるんじゃないですか?」
とあなたは思うかもしれませんが、それはちょっとした勘違いです。
肌は自分の身を守ろうと、乾燥しているのを察知して皮脂を分泌するのです。
それがテカテカの原因となってしまっているのです。
そのため、あらかじめ保水と保湿を施して肌を保護してあげることで皮脂の分泌を減らすことができるのです。
保水と保湿のタイミングは朝晩の洗顔後かお風呂・シャワーの直後で、化粧水と乳液やクリームを顔や気になる部分に塗りましょう。
お手軽な男性用化粧品ならドラッグストアに資生堂のUNOのシリーズがありますし、個人的には無印良品の化粧品と乳液も安くておすすめです。
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何より大切なのは継続することです。
洗顔料も化粧水も乳液・クリームも色々な種類があるので実際に使ってみて自分の肌に合う、使い心地が良いものを選びましょう。
使ってみて使いづらいな、肌がべたつくなとか、香りが好きになれないなというものだといくら安くて良いものでも、いくら高くて高機能のものでも続かなくなってしまいますので。
ちなみに資生堂メンというシリーズがあるのですが、香りもいいし使い心地も素晴らしいのでUNOや無印良品などが気に入らなかったら試してみてください。
値段は高いのですが、高いだけの価値はあります。
結局はスーツにネクタイが楽?
クールビズが浸透して以来、夏以外でもノーネクタイだったりジャケパンの男性を見かけるようになりました。
「ネクタイしなくていいから楽ちんだなー」
「スーツ着なくていいいから楽だなー」
と思っている人も多いと思いますが、上でもお話しした通りむしろファッションの難易度としては難しくなっているのです。
私は街中で残念なクールビズスタイルやノーネクタイ、ジャケパンスタイルをしている男性を見る度に
「大人しくスーツを着てネクタイ締めてりゃいいのに」と思っています。
それくらい見るに堪えない格好の人が多すぎるのです。
クールビズの普及によって男性のファッションへの興味や関心が高まっていて、それ自体は良いことなのですがまだまだレベルは高くはありません。
私は「普通のオシャレ」という言葉を使っていますが、今の日本の男性は基本を押さえた普通の格好をするだけでオシャレな人だと好印象で見てもらうことができる状況にいます。
これを読んでいるあなたには素敵なクールビズスタイルを実践してほしいので、ぜひこの記事を参考に勉強と実践を繰り返してあなたなりのオシャレなコーディネートを作ってください。
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